Apr 30, 2010

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 (交流戦、巨人2−1西武、3回戦、巨人2勝1敗、18日、東京ドーム)巨人は18日、西武3回戦(東京ドーム)に2−1で競り勝ち連敗を3で止めた。内海哲也投手(29)が、3安打1失点で今季2度目の完投勝利。自身7連勝で両リーグトップの9勝目を挙げ、交流戦は5戦全勝となった。

【写真で見る】勝利し歓喜!脇谷と抱き合う内海

 9回3安打1失点、9奪三振で自身初となる7連勝。内海が127球の熱投で、東京ドームに詰めかけたG党をしびれさせた。

 「相手が大エースだったので、胸を借りるつもりで投げました。きょうは本当に苦しかった。出来過ぎで自分自身困っているんですけど、このまま困った状態で行きたいです」

 二回は二死から浅村に左越え三塁打を許しピンチを迎えたが、続く熊代をフォークで空振り三振。言葉とは裏腹に、わずか3安打という危なげない内容だった。

 この日はバットでも魅せた。1点を先制して迎えた五回二死三塁の打席では、涌井に投手強襲の適時内野安打を浴びせて2点目。七回にも遊撃内野安打を放った。

 悔しい思いが、内海を変えた。昨季は11勝に終わったが、4歳年下の東野は13勝。弟分としてかわいがってきた後輩の成績に刺激された。「去年の数字じゃみんなに何も言えない。自分がしっかり成績を残して、引っ張っていかないといけない」と誓い、今季は自主トレから気持ちを強く持ってスタートした。

 この日の白星で両リーグトップの9勝目。勝率もリーグトップの・900。防御率1・32はヤクルトの館山に次いでリーグ2位だ。

 連敗を3でストップし、原監督も「本当に投打のヒーローですね。内海が投げ勝ってくれた」と満足げに話した。

 この日は指揮官が打順を大きく入れ替えるなど、チームに刺激を与えた。打線はまだ不振から抜け切れていないが、状態が上がるまで投手陣が踏ん張るのみ。ことしの巨人には頼もしい選手会長、内海がいる。


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 サッカー国際親善試合(18日、日本女子1−1韓国女子、ニンジニアスタジアム)26日開幕の女子W杯ドイツ大会に出場する日本女子代表が、韓国女子代表と1−1で引き分けた。国際Aマッチ通算得点歴代1位の75ゴールを決めているMF沢穂希(32)は、無得点ながら先制点の起点に。男子で同得点で並ぶ世界的ストライカー、釜本邦茂氏(67)を超える偉業をドイツで達成し、FIFA主催大会で日本初の「世界一」を奪い取る。

 雨でボールが止まる最悪のグラウンドでも、技術はぶれない。先制点の起点となったのは、やはりエースのMF沢。W杯前の試金石となる一戦で存在感を放った。

 「ピッチが悪くて、なでしこらしいサッカーができなかったが、いい形で1点が取れたのはよかった」

 0−0の後半25分。沢が、右サイドで開くFW永里に絶妙のパス。永里のクロスに、走り込んできたMF宮間が右足できっちりコースを狙い、右隅にゴール。米国で活躍した沢と宮間、現役ブンデスリーガの永里と、海外経験豊富なトライアングルで、鮮やかな得点を生み出した。

 沢はこの試合まで、国際Aマッチ通算75得点。男子の釜本氏と並ぶ日本代表の歴代1位記録をマークしていた。68年メキシコ五輪得点王の『世界の釜本』超えとはならなかったが、「記録は全く意識してないです」。フォア・ザ・チームの精神でピッチを駆けた。

 守備にミスが出て韓国と1−1の引き分けに終わったが、雨中で観戦したサッカー漫画「キャプテン翼」の作者で知られる高橋陽一氏(50)も「なでしこの試合は久々に見ました。やっぱり沢さんはすごい」と、感嘆の声をあげた。

 5大会連続のW杯出場で、キャプテンマークを巻く沢は「今まで世界大会でメダルを獲ったことがないので、しっかり勝って近づいていきたい」と決意。大会最高成績は95年大会の8強だが、狙うはFIFA主催大会で男女を通じ日本初となる頂点。未知の領域まで、頼もしい主将が引っ張っていく。

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 (交流戦、広島1−9日本ハム、3回戦、日本ハム3勝、18日、マツダ)地元で大暴れだ!! 日本ハム・中田翔内野手(22)は18日、広島3回戦(マツダ)で2打席連続アーチを含む4安打、自身最多の1試合5打点の活躍で9−1大勝に大きく貢献した。17試合ぶりに打順は4番から6番に下がったが、バットの勢いは上がりっぱなし。スタンドで見守る母、香織さんの前で成長した姿を存分に披露した。

【写真で見る】本塁打を放ち梨田監督にむかえられニッコリの中田

 五厘に刈り込んだ頭をヘルメットに隠し、ギラリと光る中田の視線がボールをとらえた。

 2点差に追い上げられた直後の七回。先頭打者で打席に入ると、外角のスライダーをとらえ弾丸ライナーで左翼席に突き刺した。

 「お世話になった方々がたくさん来てくださった。活躍できてうれしい」

 続く八回にも、左翼席最深部へドカン! 「気持ち良く、完璧でした」という2ランを運び、試合を決めた。

 これで、本塁打は昨年の自己最多に並ぶ9号。小谷野の復帰で、打順は17試合ぶりに4番から6番に下がった。それでも「落ち着く。前にも後ろにもすごい打者がいるので、自分は自分の打撃が思い切りできる」と、余裕をもって臨んだ打席で最高の結果を出した。

 2年前の広島遠征では、広島戦(6月20日)に代打で出場したが左飛。出番のなかった翌日、試合後に2軍落ちを言い渡された。その夜、傷心のまま母、香織さんと食事をし、いつになく小さな声で「2軍に行かなアカン」と伝えた。

 「あのときの、親の『そっかぁ…』という顔が忘れられない。ああいう顔は、もう絶対にさせたくない」

 そう誓い、自分を変えることを決心した。成長した姿を見せるために。

 今回も16日に広島入りすると、早速市内のスポーツジムに向かい、約30分のウエートトレーニング。前日17日は実家に帰り「広島でしか食べられない」という、広島ではよく食べられている大好物のコウネ(牛の肩バラに近い部位)の焼き肉など、約半年ぶりに母の手料理に舌鼓を打った。

 この日は一回の先制適時二塁打に始まり、五回の左前打に2打席連続本塁打。惜しくも三塁打は出ずサイクル安打とはいかなかったが、スタンドから見守る香織さんに恩返しができた。

 1試合5打点は、昨年8月6日の楽天戦(札幌ドーム)の4打点を超える自身最多だ。38打点、9本塁打(ホフパワーも同数)はチームトップ。今度は実力で4番の返り咲きを狙う。


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